住宅防音工事の感染症防止対策

 この度の、新型コロナウィルス感染症の蔓延対し、現在、そして今後、住宅防音工事を希望される、施主様、居住者様(以降「お客様」といいます。)そして施工業者には工事が可能か否かの不安が広がっております。
 施工業者は、住宅防音工事を施工することで、感染拡大にならないような感染症防止対策を講じる必要があります。
 当然、不可能なことや、非現実的な費用、労力がかかる対応は求めません。
 今回の取り組みが、新型コロナウィルス感染症が終息した後の状態(new normal)であっても住宅防音工事施工時での標準仕様になると想定しております。
 感染症対策は、誰が感染しているかいないか分からない状態を想定して行います。
 故に、今迄の常識であった、思いやりや気遣い等は、心の中で行うことであって、行動には伴えないことも発生します。お客様には、大変無礼で気が利かない行いが発生してしまう可能性があります。
 それらのことを留意して、お客様、工務店、職人等全員の合意形成が重要となります。
 その上、個々の作業(寸法取り、工事、打合せ等)には、誰が主体の感染症防止対策を使用するかも決めておく必要があります。対策には、各業者に違いがあるからです。

防音工事作業場でのコロナ感染症対策

現場に向かう前に毎朝の検温
現場に入るドアに触る前に、マスク着用、手指の除菌
入室は極力、1業種、少人数で。
床養生を行っても、下足では入室しない。
上履きに履き替える。
入室後、則解放、通気を良くし、作業に入る。
必要のない会話は極力避け、必要な場合も小声で短く。
出来れば、屋外で行う。
現場打ち合わせは室外で行う。
極力、写真メール「REALat工事写真」等を利用。
工具、図面等の現場への出し入れは極力減らす。
必要なものは、現場に常設しておく。
休憩時間はできるだけ対面しないようにする。
時差をもって休憩する。
現場から監督への報告は極力写真メール「REALat工事写真」等を利用。
監督は現場への立ち入りを極力減らす。
現場確認が必要な場合写真メール「REALat工事写真」等を利用。

住宅防音工事の感染症防止対策宣言

1.全ての施工者、関係者が感染症防止対策に取り組んで行動することを宣言します。

2.施工者全員が日常生活において感染者にならないための対策をする。

3.施工により、施主様及び居住者様に感染させない。
 ①現場に向かう前に、検温、服装、装備、移動時の対策
  清潔な服装、マスクの着用、移動中も極力会話を避ける。
 ②入室前の対策
  玄関ドア前に除菌剤設置、ドアノブに触る前に必ず手の除菌を行う。
 ③入室時の注意
  できるだけ1業種に絞り込み、入室人数を極力少なくする。
  床養生があっても、土足厳禁。上履きに履き替える。
 ④入室時の作業の注意
  既存の小物類の段ボール箱に入れる作業は極力お客様に行って頂く。
  窓を開放し常に換気を行いつつ作業を行う。
  必要以外の部分には極力触れない。
 ⑤打合せ、会話の注意
  必要のない会話は行わない。必要な場合、小声で手短に。
  電話の会話は、室外で行う。
  打合せ、会話は極力、屋外で行う。
  現場確認等必要な場合でも極力写真メール「REALat工事写真」等を利用する。
 ⑥資材、工具の搬入の注意
  資材の搬入は極力、少数の限定された者が行う。
  機材は大事な物であるが、極力一度運び入れたら、最後まで出し入れしない。
  図面等は、現場に常備し、外部からの持ち込みを極力減らす。
 ⑦休憩の注意
  休憩時は、集まって休憩しないようにする。
  時差をつけて休憩をとることも念頭に置く。
 ⑧管理等の注意
  現場への入室回数を減らす。
  内部状況の確認には、 極力写真メール「REALat工事写真」等を利用する。
  工事写真は、現場作業者の写真を極力利用する。撮影だけの入室はしない。
 ⑨退室時の注意
  機材等は他人が触れないよう養生する。
  退出時には外部の除菌剤で手を除菌してから帰宅する。

4.施工により、施工者自身も感染しない。そして明日は1.から始める。

以上を実行して、防音工事を行います。

ご意見、提案等は okapponn@jf6.so-net.ne.jp へお願いします。

住宅防音工事?